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旅行に行く服がない!旅に出るのがめんどくさいのはお前らが全裸で生活してないのが悪い!
クアラルンプールの空港でユニクロの位置情報を取得した際のスクリーンショット。
旅行に出る時は服を出来るだけ荷物として持ち歩かず、現地で買うようにしている。
理由としてはいくつかあって、
0 服をもって出かけると荷物が大きくなって疲れる。
1 スーツケースを搭乗前に預けると降りてから回収するまで待たなければならない。
2 旅の思い出:「荷物が邪魔だった」「スーツケース持ち運んで疲れた」じゃ意味不明。
3 →世界中にユニクロあるし、各地の空港とか主要都市で着いてから買えばいいじゃん。
4 仕事で使うスーツや靴とかも現地で買ったりしたほうが安いし。
5 服を着るとか大自然の意志に反するのでみんな全裸で暮らせばいいんですよ!!特にじょしk
みたいな感じで、全裸で羽田まで出かけて飛行機降りてから服を買うことにより、スムーズに入出国を済ませられるので滞在中に現地で服を買うようにしている。便利な時代になったものだ。
世界中のどこにでも、ユニクロかそれに準ずる適当なチェーン店系コモディティ服屋があるのだ。
マレーシアのユニクロ。ホテルもこの角曲がったあたりで毎回とってる。
各地のデパートやジャスコとか高島屋で服を買ってもいい。ジャスコ行きたいなあ…
個人的に重宝しているのが香港資本のGiordanoで、シンガポールのチャンギ空港なんかにもあったりする。ユニクロより安い(半額くらい?)し、現地の季節や気候に合ったラインナップをおいてくれてる。
GIORDANOは最近日本にも進出した。
シンガポールのチャンギ空港内各ターミナルにある。
実際には、全裸で出国するよりも、自分の家にある下着とかを古い順に数着もって行き、着たら現地で捨てる→足りなければ買うっていう感じで運用するとコスパ高い。滞在期間によって数日分の古い下着だけもっていって使ったら現地で捨てると割と気分も切り替わって良い。現地のユニクロに行きそびれるとノーパンで過ごすことになったりもするが。
服を持ち歩くのがめんどくさいから全裸で暮らすわ!全世界あらゆる場所がヌーディストビーチに指定されればいいのに!みたいなことを日々考えながら旅しているので、DTMリハビリなどの際、「全裸で走りだしたいぜ〜世界中がヌーディストビーチ〜」みたいな適当な歌詞で仮歌をつけてしまうこともままある。→ http://soundcloud.com/m439/110417_zenradehashirimawaritai
服を持参するのをやめて荷物が減ると、基本的には「クレジットカードとiPhoneだけあればどこにでも出かけられる」といった状態になる。そういう旅行スタイルのことを「フラッシュパッカー」と呼んだりもするらしい。服を一切もたずに旅行する全裸パッカーの時代はよ。
でまあ、そういった感じで荷物を減らしていくと、正しい機械を選択して持ち歩かないと荷物が増えることになる。現在の雑感としては、
•電池もたないしAPNとか設定ダルいのでアンドロイドは持ち歩くだけ不毛。
•iPhone最新機種は4GSで、5も出るとか言ってるけど、3GSの新品シムフリーが至便。
•理由は「通常サイズのシムは売ってるけどマイクロシム扱ってない場所がまだ多い」
•マイクロシム採用の機種の場合、SIMカッター持ち歩いてきらなきゃならない。
•空港で無料のSIMカード(10ドル通話無料化コード付き)とか配っててもmicroSIMではない。
という感じ。吉田友和氏の書籍や記事( http://dime.jp/genre/15805/ )がわかりやすいと思う。
下二つのSIMは空港で無料でもらったけどiPhone4Sでは使えないサイズ。
で、買い方としては「expansys」で買うか、現地の空港やアップルストアで買うのがおすすめ。
ヤフオクとか白ロム店舗で中古も売ってるけど、新品のほうが安くて電池がもつので。
33454JPY
http://www.expansys.jp/apple-iphone-3g-s-8gb-black-hk-warranty-203163/
HKD2900 (28000円くらい)
http://store.apple.com/hk/browse/home/shop_iphone/family/iphone/iphone3gs
旅行が終わったらヤフオクや白ロム屋に売れば25000円くらいで売れたりするので、多少の手間はあるが、ほぼ現地で買ったSIMや通信費のみで利用可能と言える。現在は日本の各通信キャリアが海外パケット定額を設定してるけど、一日2000〜3000円もかかる。SIMフリー3GSを利用して使い終わったら売り払うフローであれば、数日で元がとれる。もちろん、手元においてイオンシムとかで国内運用してもいい。
で、現地の空港や電気屋で売ってるのを見かけても、旅行者には買えない場合が多々ある。各国キャリアとの2年縛りの契約や現地の身分証が必要な場合が多いからだ。その点、アップルストアなら普通に旅行者でもSIMフリー端末がかえるし、4GSとかの新しい機種は売り切れてたりするのに比べ3GSは即買えたりもする。値段も最新機種の半額くらいだ。アップルストアの場所と、3GSを目的地のリンゴ屋がまだ販売してるか出国前にwebで見ていくのがいい。
香港は空港出口目の前から乗れる電車で30分ほどの終点駅の真上のビルにアップルストアがあり、香港入国から1時間くらいでアップルストアに着いてSIMフリー3GSを購入可能。
なんかオープン時に香港ふらふらしてた。
そんな感じで、全裸+iPhoneで出かけて現地で服を買うフローで毎月二回くらい各国でふらふらしつつ暮らしているのですが、「海外旅行に行きたい!観光したい!」というモチベーションはあまりない。
どちらかというと、「海外に行く」といよりも「東京に飽きてるけど国内旅行より海外都市部のほうが安くて色々と捗るし作業する場所が多くて便利」という部分が強い。東京に住んでて、飽きてて、けど関西や九州に行くより海外のほうが安いし楽だしでそのような行動パターンを繰り返しているのではないかと思う。
安い航空券を買う方法とかは以下のような感じ。
•代理店を通さずwebの航空券比較サイト検索して購入する。
•必要であれば代理店ならではのメリットも享受しつつ手数料の安いとこで買う。
•マイルは全て捨てる。(思いつきで行動したいので)
俺は石油王なので基本的に自家用ジェットか徒歩で移動してるのですが、買う場合は以下のようなとこで買う。
スカスキャナー
http://www.skyscanner.jp/
エクスペディア
http://www.expedia.co.jp/
ナンバーワントラベル(HISより手数料が数千円安い)
http://www.no1-travel.com/
H.I.S. 銀座本店 22時まで営業(日・祝除く)夜でも店舗で買えて便利。
http://www.lococom.jp/cu/his_069/
何か暇だから空港いって「今晩安くどっか行けないかな」とか検索して出かけることが多い。
空港内wifiを捕まえて、入国審査の待ち時間とかに次のチケットを検索したり。
skyscannerはiphoneアプリも秀逸で、毎日別の国を散歩する際に役立っている。
ヨーロッパ内だけであればeasyjetが各地を網羅してて便利で安い。
写真とって何かメモっといて、オンラインになったときに全部投げたりしてる。
国内航空券は予約サイトがダルい!
→何十回クリックしたらサーチャージ込みのチケット価格出るんだよ。
→めんどいからexpediaかskyscannerで買うわ。
が基本方針。
キャンペーン/プロモーションで店舗のみのチケットがあったりするので、そういう場合は電話予約してから店舗にいったりもする。インターネット価格比較サイトには出てこないチケット価格とかあって、シンガポールまで9800円、NYまで29800円のチケットを買ったことがある。
基本的には各社、チケット代+手配手数料で商売をしているので、それほど価格はかわらないのですが、skyscannerとかが手数料数百円に対して、HISとかの店舗は手配手数料5000円とかかかる。それを加味しても、店舗の人の対応だったり、現地での支店によるサポートとか考えたら店舗で買うメリットもある。友達と一緒に店舗に行く場合なんかはHIS銀座店が10時までやってて便利。
まあそんな感じで、どんなことでも数を重ねればノウハウが身に付き、道具も軽量化されてるしやすいチケットを買う方法とかもあるていど把握しているのですが、基本的には「東京飽きたし散歩するのに目新しい場所がないから海外ふらふらするわ。頭のネジをはずすためには有酸素運動が必要!知らない町を散歩すると脳に酸素が回って色々と捗る!けど行きたい場所がない」みたいな感じ。
数年前「暇すぎてシンガポールに移住するわ!」とか言ってた頃からのべ10〜20回くらい行っているのですが、電車の路線は頭に入ってるし、自分の行動範囲のバスとかもだいたいいける。もう到着から帰国まで一切地図とか見ずにふらふらすることが可能。空港で服も買えるし、もうシンガポール行く時は衣類は一切いらないんじゃねっていう。
シンガポールの有名な()観光地()のマーライオンなんですが、「がっかり観光スポット」などと言われることが多いけど、俺の考えはそれとは異なる。アレはすばらしいものだ。
マーライオン自体がすばらしいのではなく、マーライオンが設置されている場所に行くと、シンガポールの高層建築や各種マジキチ建設案件が見渡せて、「あーシンガポール来たわー」という実感がわく景色が広がっているのだ。
マーライオンからマジキチなフォルムの建築物がいっぱい見れるよ。
初めて行った数年前はまだこのへん軒並み建設中だった。ダイナミックに建設しすぎコピ吹いたWWW
最近ベネツィアとかバルセロナとか回って思ったのが、「史跡とかマジ興味ねーから『石だな…』以外の感想ないわ…」て感じだったけど、それら世界遺産までふらふら散歩したことにより、現地人の生活とかナイスな景色とか見れたりもする。
「ここ観光地だからまずいってくださいねー」てポイントがないと皆どこ行っていいかわかんないから、各地に人の流れを誘導するためのポイントがいっぱいあって(最近便器にもここを狙えみたいなのが書いてるよね)、マーライオンという自国の伝説の聖獣の像をつくってそのポイントを設置したってのはいいアイデアだと思う。
観光本とか歩き方に死ぬほど載ってるけど、別に史跡や遺跡も、現地の定番料理を供するレストランも、見所なんてモノはそれほど意味はなくて、『とりあえず目指すためのポイント』を観光客に展開するのが肝要で、例えばその人が歴史好きなら城とか遺跡に行くだろうし、電車好きの人なら寝台特急乗ったりレアな路線で移動するだろうし、グルメ好きなら定番レストランを押さえたり現地のB旧グルメを巡ったりするだろうし、俺であれば現地でユニクロ行ったり映画みたり楽器屋巡ったり路上でパソコン開いて作業するってだけのことだ。トラファルガー広場に行っても何があるって訳でもないけど、そこに向かうことによって、途中の色々な景色や異国の生活が見れる。俺はガウディが別段好きではないしバルセロナでサグラダファミリアの建物内に入ってもいないけど、あそこまで散歩した経験は非常に良かったなと思う。ミラノやヴェネツィアの石の建物に関しても同様だ。
新旧おでかけセットは以下のような感じ。
新
macはシンガポールとか香港で買ってるのでBFタイプのアダプタがついてくる。
左上から、
SIMフリーiPhone数台(普段しまってある)
ジップロック各種(ぬれたら困るものを入れる)
トイレットペーパー少量(平らにつぶして持ち運ぶ)
パスポート
BFタイプ用macbook電源プラグ(毎回HKとかシンガポールでmac買うのでついてくる)
電源プラグコンバータ(各国の電源タイプに一個で対応できるやつ)
けがした際のカットバン
見出しシール(メモ書いて各所にはる)
SDメモリカード
各種シム
アクティベート用SBシムカード
ひげ剃り(ホテルにあるのは切れ味が悪いので)
LANケーブル
ダイアル式錠
ペン数本(外国のはクオリティ低い)
Hyperjuice用電源コード
フライト用電源アダプタ
通常のmacbook電源
イヤホン(だいたい空港で予備を買うけど)
何か思いついたとき用のメモ
ノート(外国のはクオリティ低い)
バックアップ環境の入ったHDD(MacboocにUSB接続してOS起動可能)
iphone接続ケーブル
macbook用拡張電池Hyperjuice
それ用の電源
右端の黒い何かが数日分の下着。
服とパソコンと、長時間作業用の拡張電池がなければもっと軽くできるはずなんだけど、割と全裸で歩いてたら逮捕される国も多いし、MAcbookAirはメモリとCPUがもうちょい強まってくれるまで導入できないし、thinkapadの拡張電池やMacbookのhyperjuice電池はなんだかんだで持ち歩くと安心感あって持って出ちゃう。
機内では、電源やインターネット接続が使用できないことにより、強制的に「絶」の状態になり、俺の念能力「穀を潰す達人(インターネット・エクスプローラ-)」が使用できなくなるので、普段地上で集中できない様々なことが実に捗る。で、そのために十分な要領の電池が必要な訳です。
そんな感じで、各都市で散歩したりしつつ、東京にいる時は特に行きたいところもないので色々つくろうとしてるんですが、ゲームつくりたいんだけどいまいちやる気が出ないなーとか思ってあばばばばってなっていると、子供の頃遊んでたゲームがリメイクされたりしてて「あのころのゲームを好きな気持ちを思い出すためにやってみっかな…」みたいな感じで購入したりしてる。
メタルマックスをDSで遊べたのはうれしかった。メタルマックス4はよ。
ヨーロッパで滅亡体験→ゲームをつくるツールがないので何もつくれない! →道具のせいにしてみよう.005
WEBを取り巻く環境が糞すぎて閲覧するのがダルいしブログエディタもゴミなので書けない。
私のweb閲覧が楽しくないのはお前らがjavascriptを採用するのが悪い!
俺の環境でブラウザ開くとこうなる。safariのデフォルトになってるappleサイトを開くと真っ白。
これはwebページを読み込み中の画面ではなく、完全にロードが終わった状態でとったスクリーンショットだ。javascriptをOFFにしているので。8割くらいのコンテンツが見えない。
で、言語はヘブライ語にしている。
ヘブライ語にしている理由としては、「死海文書を読み解き選ばれし戦士たちとの邂逅を果たすため」みたいなことじゃなく、「文字の並びが逆になってwebが死ぬほど閲覧し難くなるのでサボりが減って作業が捗る」といった理由。もはや自分のメインPCだと、VM内でubuntu立ち上げたりしないとまともにwebの閲覧が出来ない。
例えばtwitterを開こうとすると「javacriptをオンにしないとまともに使えねーよハゲ?」みたいなアラートが出て、ツイートを入力するボタン押しても文字を入れる窓が出てこないし、その他のwebサイトも時間を浪費するサイトであればあるほどまったく使い物にならなくて、大変集中して作業が出来る。
で、こんな風に、自分がwebで時間を無駄にしないように色々とソフトウェア的に不便な環境にすることで自由を獲得しているわけなのですが、たまに困ることがある。
そんな不便な設定にしているので、一般的なwebサイトはまともに使用できないため、いざ自分がwebで何か書こうかなという時に割と困る。
web閲覧するための環境でも、operaをメインにちょっとアレな設定/言語環境ということもあり、javascriptバリバリのサイトはまともに使えないことがほとんどだ。
なので、ブログをたまに書きたくなると色々名サービスを試しているのだけど…
たとえばはてなブログ。ベータ開始時にjkondoにお願いしたら使わせてくれた。
http://jkondo.hatenablog.com/entry/2011/11/19/114109
↓コメント欄でお願いしたら招待してくれた。粋なはからいに感謝。
で、使ってみた感想としては、「クソつかいずれえええええjavascript死ねええええええええ!!!!1シンプルな!見やすくて!書きやすい!ブログエディタを!もう俺が作るわ!!1あばばばばばばあば」といった穏やかな意見を表明してアカウント削除しはてなを退会した。
当時のキャッシュをweb上で探したんだけど見つからなかった。GFSの片隅には残ってるんだろうけど…
誰かがその感想エントリをブクマしたエントリが見つかった。
キャッシュもヘブライ語で表示されます。(google translateがかまされるので)
でその日本語版↓
上記の数行しかweb上のキャッシュ拾えなかったけど、前述の通り自分が過去のログをみたり考えをまとめるために、webで書いたログは全部ローカルに保存してる。なので以下のように読み返すことが可能。
「ゆるふわGentoo女子が激モテ」ってなんだよ。
でほかにも「2005年のLDBのほうがよかった」みたいなことも書いてあるけど、初期のLivedoor blogはサクサク使えて(たまに落ちてたけど)使いやすかった。今は有料版でも管理画面に広告!とかでるから使わないけど…
総括すると、「perl CGIとか各自で書いてた頃の掲示板式日記スクリプトで書いてたほうが快適なんじゃね?」ということ。
現在わかりやすく閲覧できるものとしては、漫画家の赤松健の日記帳とかがそういう感じ。
なので俺が快適に使いたいような環境を得るには、そういうCGIを設置するか、自前のものを作るしかない。
ブログサービスとかが出てくるまえは、perlCGIを改変した更新用スクリプトとかでブクマ+日記更新してた。webarchive.orgとかに残ってたのを発見して悶絶。
まあ何というか、広告費がWEBに流入して人が増えた結果、以前俺らお前らが楽しんでたようなインターネットはもうないよね…みたいなことも思わなくはない。
TVや新聞と同じレベルで「閲覧しなくてもべつによくね?面白いものないし…」という昨今なので、言語設定やセキュリティオプションやhostsやプロキシの設定により、あらゆるwebサイトを閲覧できなくしてチラシの裏に壮大な叙情詩とか書いてトイレに流したりしていきたい。
最近「NYとかSFいくけどどこいけばいいの」「台湾何がおすすめ?」みたいなことを聞かれたりするので、そういう時に「以前いったときのまとめ書いてあるから読め つURL 」みたいなことをやれたら楽なのでブログを書いたらいんじゃね?とかふと思ったりするのでまあ、javascritのエディタにうんざりしながら書いている訳です。
毎行<p>をソースに入れてこなくていいんだよ…そのままのキミでいてくれよ…
まあそんなわけで、直近で「各地に住んだり旅行した雑感」をまとめたりして自分が次行く時のアレを練りたいのですけど、旅に出かける服もないし旅行のための道具がかさばってイライラするわけです。
二年前くらいのおでかけセット。現在はこの半分くらいなので、その写真も撮っときたい。
もはや服やパソコンはiphoneは現地の空港で買えばいいやと思ってるので、もっと無意味に軽量化していきたい。
→旅行の道具がゴミすぎて旅する服がない 道具のせいにしてみよう.004
今日はMoog先生の日だそうだ。生前、オリジナルのmoogシンセの復刻版(50万くらいした)が出た際、発売キャンペーン的に各地で講演されてたご本人に会ってたことを思い出した。
場所は浜松の楽器メーカとかセンサ系研究者が集う学会にて。ムーグ先生のほかにはテノリオン制作者とかきてた。打ち上げでmoog先生にサインしてもらったよ。
以前は「もう既存のDTMソフトはいじるのダルいしギターとかヴァイオリンは弦がすくねーしピアノはデカくてウザイしで、俺の作りたい音楽が作れない!すべて道具が悪い!」ということで、自分が便利に使える楽器を作ろうというアレで色々模索していた。
んで最終的にはそれら全てを放置して上記学会の二年後くらいにカナディアンロッキーのふもとで引きこもる訳ですが、割とアレですよ、頑張っていたしやる気もあった。
なんでできなかったんだろ?と考えると、楽器を作るために町工場レベルの工作機械とか必要だし、開発工数もかかるし、プログラミングもいるし、でまあ一人で出来るアイデア以上のものを作ろうとしてたのが原因だと、今考えれば思うんですよn いや、それらを一人で間に合わせるための道具がないのが悪い!開発効率が数億倍になる言語がないのが悪い!木工や金属加工を自動化できるハイパー3Dプリンタみたいな道具がないのが悪い!という感じで今無理矢理道具のせいにしてみましたが、まだあきらめていなかったりもする。
で、今冷静に考えると、「あの楽器」みたいなやつが作りたかったと思うんですよね。
googleイメージ検索「あの楽器」
当時まだiphoneとか出てなかったけど、各地のラボとかで位置情報をカメラでトラッキングしたりタッチセンサーでディスプレイ上のオブジェクトを操作したりなアレが出始めていたし、当時いっぱいバンドを掛け持っていて「ギターベースキーボードヴァイオリンとか全部持ち歩くのが死ぬほど面倒いし重くて死ぬ。一個にまとまらないかなあ…みたいなことを思い、全てを兼ねられる楽器を作ろうとしていた。
それでまあ、「ソフトウェア楽器とか金属素材とかタッチセンサーに完全にシフトする前に、古き良き木材とフレットの楽器でできるだけアホなやつを作ってそれで終わりにしてみよう!」と、それまで木工で楽器作りをしていたのにケリをつけるための最後のウェポンというか戦艦大和的な、ベルセルクのドラゴン殺し的な楽器を作ってから完全に新しいコンセプトのデバイスを制作開始しようとしていた。
で、出来たのがこれ。
そこに至るまでのコンセプトとかは以前まとめたのですけど、写真を一個づつうpるのがすごく面倒いので単一ファイルでおいときます。→ Download V1
でまあ、なんていうの?何かを作ろうとすると?それを作るための道具まで作らなくちゃいけなくて?しかもその道具を作るための道具とかも作らなくちゃいけなくて?誰か事前に?作っとけよクズどもとか?思ったりするわけです。
そんなわけで、それのリベンジと称し、全長一メートルで13弦79フレットのゴミ楽器を設計したのだけど材料そろえて放置しつつ、めんどくさくて完成させられてないわけです。
こ、これが終わったらちゃんとセンサー楽器作るから!あの楽器みたいのも手を付けるから!タッチデバイスでMIDIコントローラとかも作るから!みたいなことを考えながらだいたいにおいてめんどくさくなり、寝て起きて現在に至るわけです。
寝てる間に作業してくれる妖精さんみたいな道具をさ、誰か早く作れよ。それ使って俺も何か作るからさ、ムーグ先生に約束したんだよ。一方的に無言で。サイン書いてもらいながら。
とかいうポエムを書いていると、このブログエディタが死ぬほど使いづらくてまったくもってエントリ書くのがダルいということに気づくのです。
→道具のせいにしてみよう.003 ブログエディタのせいでブログがかけない。
来月いかね?みたいな話をしてたら二人釣れたので、まだまだ募集しております。
誘うときにこんな感じだよーといえるように、1エントリでまとめる。
たいわんいきたいわん
http://soundcloud.com/m439/110602taiwan_ikitaiwan_rev000
うまくおさまれば、観光情報を歌詞にして「たいわんいきたいわん」という曲を作成、放置。
「猫が空飛ぶマオコンに〜 いってみたけど飛んでない〜」みたいな歌詞で。
世界が平和にならないのも、経済の先行きが不安なのも、メシを食わないと腹が減るのも、すべて道具のせい。
暇さえあれば、自分がwebの各所やローカルPC内で書き散らしたメモとかを眺めてログ整理したりしつつ、それらから何かを抽出しようとしたりすること四半世紀。ぜんぜんまとまらないし、手をつけるのが常にめんどくさいし、量が多すぎて開くごとにうんざりしたりしてるし、それゆえに分割して整理しようとして頓挫したりしている。
で結論としては、「テキストエディタが複数素材を横断できる仕様じゃないので捗らないんじゃね?」と、俺のやる気がないとかではなく道具のせいにしてみるべきという結論に至った。記憶にございません!道具がやりました!すべて道具のせいです!
「道具のせいにしてみよう」という言葉がずっとtodolist内にある。以下は去年書いた目次的なものだ。
自分がやるべきこと、やりたいことをすぐ忘れてしまうのでメモるべきだ。それらのメモをどうにかしてまとめ、「暇だおー暇だおーやることないおー」 のような状態に陥った際にさくっと開き、やるべきことを上から実行していけるようにtodolistが必要だ。なぜなら暇だから。
ここ数年、そのようなtodolistを書こうとして、でもなかなかまとめられなくて、その過程をブログで公開したりもし、周囲より「何お前死ぬの?」のような感想を賜ったりしていた。
そのようなメモの断片を公開する理由としては、
1 俺のリストに載ってることにのっかってくれる友人知人がいればいいな
2 仕事中や出先でヒマしているときに自分のリストをみれるといいな
3 今すぐ空から何かが落ちてきて世界が滅べばいいな
などといった点があげられる。けど友人知人向けに公開しているというのは言い過ぎかもしれない。想定している読者はかなり限定されており、基本的には俺が自分自身で読むためにまとめている。
なぜかというと、やることがないからだ。
そのようなtodolistをまとめるということは、自分の脳内OSの設定ファイルを書くようなモノで、自分は何に興味があり、これから何をしようとしているのかを把握できる。また、脳内OSの突然の死!の際にもさくっとその初期設定ファイルを読みこめば、やるべきことが見えてくるのだ。おそらくたぶん。
基本的に自分がSNSとかで書いたゴミもすべてローカル検索可能なように保存している。
半年前の「お前らのおすすめのうどん屋どこだよ?」などというつぶやきのログと、スペイン滞在時にヨーロッパ地図上で「はなまるうどん」で検索した際になぜかパリに一本棒が落ちてきた時のログとを比較するような崇高な活動などがどこでも即座に可能となる。
だからまあねえ。腐るほどある訳です。ブログに書くネタは。
よく「そんな個人的なことは、インターネット上で書かずにチラシの裏にでも書いてろよ」みたいなことが各地でささやかれたりするけど、そんなのはやり飽きてるんですよね。
ローカルファイルのテキストに四半世紀もポエムを書いていると、他人の卒論書くバイトもできるんじゃねってな具合でもうほぼ自動筆記状態でサクサク書けるし、その反面昔と変わらずにバコバコ壁にぶつかり、煮詰まる。なぜかというと、ローカルファイルにテキストを書いているからだ。
なのでインターネット上で公開したり、閲覧編集できるようにしておくと何か煮詰まったときに変化あるんじゃね?という打算が、毎回このようにブログを再開したりするモチベーションになったりしているわけです。
ちなみに使用しているツールとしては、多くの場合OS標準のテキストエディタ(つまりメモ帳かtextedit.appかgeditかemacs)で書いたものを.txtと.rtfとhtmlで保存、ある程度まとめたものはpdfなり読みやすい形にして放置、のちに黒歴史を発掘して悶絶、といった流れが通常のフローとなっております。
それでまあ、自宅でやってると爆速で煮詰まるし飽きるので、出かけて各地でそれを書いてる訳です。
山形への移動中の電車でubuntuでgeditでlist編集。
バンコクのcafe ubuntuにてubuntu立ち上げてgeditでlist書いている。
マレーシアのツインタワー向かいのホテルでDTMのtodolistを書いてる。
シンガポールの友人宅で現地のHMVで買ったモルスキンのスケッチブックに書いてる。
バンクーバーのブリティッシュコロンビア大助教授宅で謎のデバイスに囲まれて書いている。
市ヶ谷の自宅でレシート整理しつつ、買ったもののリストと今後買うもののリストを書いてる。
NYCトライベッカグランド向かいのカフェにてlist書いてる。黒MB4台買った。
シンガポールのこの部屋ではわりと快適にかけていた。
一番集中してかけてたのは、新宿御苑のこのカフェ。あそこです。
渋谷駅の喫茶店でも。
それで腐るほどやりたいこと/やるべきことはリストアップできているのですが、道具のせいで進まない。
なぜ道具のせいで進まないのか?何がとまっているのか?をまず書きなぐりつつ整理して放置して忘れて孤島でひっそり暮らしていきたい。
みたいなブログを書こうかなーと、朝5時半に2週間家に帰らずハイパーノマドってる友人の作業場にお邪魔した際に思ったりした。
私のDTM作業が捗らないのはお前らがソフトシンセを採用したのが悪い!
ワンフレーズ思いつくorキリのいいとこで何となくor飽きたらファイル名末尾の数字を++して別名で保存→バックアップおよび突然のDAWの死対策→無尽蔵にローカルにプロジェクトファイルが増えまくる。といったようなフローで数万ファイルのゴミに悩まされているのですけれども。
DTMリハビリのゴミ http://m.soundcloud.com/m439 を眺めて気づいた。
1.最初の下書き(2〜3時間でサクッと作るRev001)が時間の割にまとまってるのに、
2.ちょこちょこいじってRev005くらいで音源選びに悩んで進まなくなり、
3.Rev010くらいで破綻してる
2002-2005年くらいはもっとサクサク打ち込めてたのになあと考えて、その前後でガラッと環境を変えてたのに気づいた。それまでwindows+logic2〜5だったのが、logic5.5.1でwin版がディスコンで emagicがappleの買われたのでmacに移行してた。
Mac移行自体はいいことも多かった(スリープ/復旧が早いとか)けど、それ以降デフォでソフトシンセとかソフトサンプラーとかが付属してきたのでハードウェア音源を全部売っぱらったのであった。それまではsc音源とxv音源である程度まで作ってからオーディオいれてた。midiのロードにかかるのは一秒。ソフト音源は数分。
ソフト音源のロードで待ってる間ダレるのが原因と仮定し、
1.数トラックで最初の下 書き作る
2.その後ハード音源である程度骨格
3.ゴチャゴチャしたものを入れる
ってのが解決方法かと思うので、毎日2ー3時間で20曲の下書き/月→xvとsc買って肉付け→下書きを友人知人に渡して録音 かな
あーあとブログの使い方も考えてまとめよう。
ここ数年自分の四半期レビューとか todoメモにしか使ってないけど、まだ見ぬ何かの模索するために孫ニュースも再開したい。あと読んだHNエントリとかlionfanが翻訳してないポールグレアムのエッセイとかも書いていきたい。航空券価格観察日記も。
なぜDTMリハビリをやっているの?:
•年齢が増えるごとに中二力が減退していくので維持のため。
•同様に作業可能なうちにできるだけのアウトプットをしておきたい。
•「死ぬまでに何したら楽しいのかなっとwww」で出てきた項目の一つだから
•というかそのときのリストに50曲あって以降も増えてるので。
•早い話「俺のアルバム」のアイデアが5〜10枚ぶんくらいあるので片付けておきたい。
•そのためのやる気を出す/技術的リハビリのために少しでもアレしたいのです。
過去のブログエントリより:
---MAR 07, 2010---
DTMは最近、空き時間に30分で大雑把に下書き作る→3ヶ月うんうんうなる→放置→無駄な音を重ねてトラックが40個くらいに→放置→3ヶ月うなる みたいな感じになりがち。さっくり完成するかと思えた、10年前に友人が書いた詩をベースに作り始めた「猿を冷やせ」も混迷を極めている。
だいたいにおいて、作業が停滞している理由は:
細かい作業が面倒い=やる気が出ない ってだけで、解決策としては
やる気を出す→細かい作業ができる そんだけだな。
この文章を書きながら10年前~7年前くらいの曲を聴いたりしてみたけど細かい作業をしまくっていてやる気に満ちあふれていた。なんだろ。Sonarの方が打ち込みやすいとかそういうことかな。。。単にトシか。
---MAR 07, 2010---
関連して、
→集大成的な楽器を。。
というのもあるんだけどそれは別エントリでまとめる。→道具のせいにしてみよう.002
過去環境の写真とか:
なんかひっっってさしぶりに開いてみたら懐かしすぎてiPhotoが爆発した。
割と細かいエディットしていた時期の環境。今みたらXV音源やSC以外にもバッテリで動くミキサーやMIDI音源、バスパワーのAudioIFとかが写っておりモバイル志向だったんじゃねって気もする。スピーカの横に紙の譜面とかあるので、ボイシング把握するのにわざわざ書いてた時期なのかも。
移行前のthinkpad。拡張電池2個つけてスタンドアロンで7時間がっつり使えてた。logic5.5.1まで。
電池が持つので友人宅でみんなが寝静まったころに曲いじったりしてた。打ち込みバイト用にcakewalkとかSOLとかvisionもインストールして持ち歩いていたような。
移行後に使っていた12インチmac。カナディアンロッキーのふもとでふらふらしてた時期に使用。ここからソフトシンセオンリーの時期が数年。Logic5〜7くらい。
数年前に一瞬楽器弾いたほうがいんじゃね?パソコンだけじゃつらくね?とか思い立った時期の環境。
友人宅に泊まった際無理矢理セッションしようとしてた時の環境。mainstage+iPad+転がってたベース。
今年?にクアラルンプールでマレーシア人の友人ライブ前のセッティング時に作業していたときの画像。いじってたのは「猿を冷やせ」でトラックレイアウトから考えるとREV110くらい。その後Rev170くらいまでごちゃごちゃしたののせて放置→ http://soundcloud.com/m439/110417-saruwohiyase-rev161-1
多分その後はソフト音源が200GB増えただけて環境同じ。
何も考えずにガシガシ追加してくと100トラックくらいになってちょっとさわるだけでロードに5分くらいかかり壊れかけのPS2でゲームするときみたいなイライラを味わって最終的に村がダムに沈む。
で最近では4トラックくらいで勢いで作った曲を増やせばいんじゃね?みたいな中学生初心者バンドみたいな目標で作業してる。
XVやSCを買い直したいなーとたまに中古価格をチェックしてたみたい。
それぞれ若さ故のアレで購入したときの4分の一以下の中古価格。4トラックで20曲/月のドラフトができたらそれを膨らませるために購入していきたい。
旅行の変遷をまとめて、現在の心境と今後についてまとめる
「学生時代アジア旅行してなかったからアジアをふらふらするお!」
→「シンガポールマジで移住できるか現地調査するわ!」
→「何かヒントを得るために、毎日違う国でふらふらしてくる!」
→「日本では売ってない携帯電話とかを体験しに海外ふらふらしてくる!」
→「映画を見に行ってるだけだから旅行とかマジでどうでもいいわ」
→「一人でふらふらしてても煮詰まるから友人知人と旅してみよう」
→「試しに世界遺産とか巡ってみたけど『石だな』以外の感想ないわ」
→行きたいとこねーし旅行の変遷/現在の心境書いて今後を考える
→いませか!http://soundcloud.com/m439/120314imaseka008
みたいなアレ。
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行くとこリスト(暫定)
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・スペイン語勉強してバルセロナ3回目長めにいってみる
・半年に一回くらい深圳/華強北路行く
・空港コードHELなので「ヘルなう!」が言いたいがためにヘルシンキ行く
・ヨーロッパのハブとしてベルリン年二回
・9月にNY一週間(毎年)
・北京。行くなら10月
・台湾 (3回目、南の方へ。緑島?)
・シンガポール再まとめと今後行くとこリスト
・九州/四国行くとこリスト→阿蘇山、長崎、高千穂とあとどこ?
・温泉巡り?で作業?
・年間7日大阪で過ごしてみる
コンセプト
→夏は毎週旅行→9月にNY→半年ぷらぷら→その後のプランニング
→週末ヒマな人を誘ってエクストリーム週末旅行。
→読み物リストも同時に整備して、移動中に読む物を事前に用意しておくようにする。
→読む漫画リストも作って突然のマンガ喫茶宿泊にも備えたい。
追記予定。