2014年後半まとめ(産業で)
・前半おとなしくしてた反動で後半でまた十数ヶ国行ったけど
・わりとどこでもスタバでパソコン開いてるだけで
・捗りませんでした
2014年後半まとめ:
・ぼくのおでかけせっと 持ち歩いていたもの直近数年の推移
・目覚めて、老いて、明日が来る
・一日に七万キロ歩けないのは腹筋が足りないからです
・翼は手に入れた!だけど行きたい場所がない(毎日違う国を散歩できるけど…)
・モザンビーク行っておけばよかった(アフリカに行く機会なさすぎるでござる)
・回線の使い道がないし、一カ国12時間しかいないからSIM買う意味がない
・北欧でホームレスにお前の首を狩るぞと言われたでござる…?
・スシバーでうどんしか注文せず怪しまれマネージャ呼ばれる(同業者の調査と思われたでござるか?)
・よくある質問:なんでお前そんな海外いってんの死ぬの?→展示会とか通訳業務とか友達と遊んでる
・シンガポールはやっぱり暑くてやることないし、タクシー捕まえるのめんどいでござる
・住みたい町、楽しい街、うんこ落ちてる魔地
・札幌はやっぱり寒くてやることないし一週間高熱出たでござる
・画面の中にも地球上にも楽しいことがないので無限の剣製
・2014年時点では東京にいる時はずっと「飽きたしまじ住みたい街ない」って3秒に8回言ってる
・いろいろ見て回ってるけどベストな暮らし、人生楽しくするのに役立つ暮らしは何?
・ぼくのおでかけせっと 持ち歩いていたもの直近数年の推移
モノを買うこと自体、直近5年でどんどん興味が薄れてきてる。各地でモールとかに行って、「何か心惹かれるものないかなー」って見て回ってるけど、全くそういうのは地球上のどこにもなくて、必要最低限のものを置き換えて持ち運ぶ以外は、何も特に買っていない…
2014年1月。暇すぎて三郷のイケアとかあるあたりに行ったけど、メシ食っただけ。
新旧おでかけセットは以下のような感じ。
2009年くらいのお出かけセット。ThinkPadとその他のゴミ。
2011年くらいのお出かけセット。今と基本変わってないけど。
macはシンガポールとか香港で買ってるのでBFタイプのアダプタがついてくる。
左上から、
SIMフリーiPhone数台(普段しまってある)
ジップロック各種(ぬれたら困るものを入れる)
トイレットペーパー少量(平らにつぶして持ち運ぶ)
パスポート
BFタイプ用macbook電源プラグ(毎回HKとかシンガポールでmac買うのでついてくる)
電源プラグコンバータ(各国の電源タイプに一個で対応できるやつ)
怪我した際のカットバン
見出しシール(メモ書いて各所にはる)
SDメモリカード、各種シム(アクティベート用SBシムカード含)
ひげ剃り(ホテルにあるのは切れ味が悪いので)
LANケーブル
ダイアル式錠
ペン数本(外国のはクオリティ低い)
Hyperjuice用電源コード、フライト用電源アダプタ、通常のmacbook電源
イヤホン(だいたい空港で予備を買うけど)
何か思いついたとき用のメモ、ノート(外国のはクオリティ低い)
バックアップ環境の入ったHDD(MacboocにUSB接続してOS起動可能)
iphone接続ケーブル、macbook用拡張電池Hyperjuice、それ用の電源
右端の黒い何かが数日分の下着
2014年6月前半時点での荷物。バルセロナ対在住にホテルで撮影
下の袋に着替えとかが全部入っていて、あとパソコン、旅行グッズの袋、スマホかタブレットを幾つか、だいたいそういうラインナップで2014年は回っていた。この写真は6月にバルセロナにいるときに撮ったものだけど、現在ではもう少し荷物量が減っていて、スマホもiphoneとnexus6になっている。
上記のような荷物を持ち、各地をふらふらしていたのが2014年後半。
・目覚めて、老いて、明日が来る
これを書いている現在はもう2015年の1月。先月中に2014年まとめを書いておきたかったけど、体調不良で寝込んでいたり、思うようにパソコン開けずにひたすら寝ている。
年末、関西行って中東行ってヨーロッパかなあと思ってたら、体調を崩して一週間寝込み。12月後半は、結婚式に出たり、誘われたらどんな集まりでも参加したり、飲みまくって食いまくって歩きまくっていた。
自分の行動規範となるメモ=todolistにもずっと書いてあることだけど、誘われたらとりあえず行ってみることにしている。
「今度XXあるけどくる?」みたいなこと言われると「おk」以外の回答はしないことにしているので、「今度バルセロナでライブやるけどくる?」「今度リスボンでイベントあるけどくる?」「今度シンガポールでオフ会やるけどくる?」「仕事で香港行くけどくる?」みたいなこともだいたい行くようにしている。
それでだいたい、現地で人に会ったりイベントに参加したり、ついでにちょっと仕事したり、カフェでパソコン開いたりして、観光地には特に寄らずに時間が過ぎていく。
それプラス、ここ数年は、運動も兼ねてかなり長距離を各地で歩くようにしていて、だいたい各国で山手線1周くらいの距離を歩いてみている。
その弊害として、札幌で雪の中5駅くらい歩いて風邪をひいたり、シンガポールでスコールの中タクシー捕まらずホテルまでずぶ濡れで帰ったり、そういうことが起き、結果体調を崩す。
2014年の師走も、飲み会に参加→歩いて数駅先の別の会に参加、みたいなことを繰り返し、歩いて食って飲んで歩いてたら倒れた。そして新年も現時点で数日寝込んでいる。
だいたい晩年のブッダのような暮らしとなっている。
あいつもきっと、若い頃無茶なことやってたからツケがきて寝て過ごしてたんだと思う。
割と分かり合えると思うので、会うことがあれば軽く話してみたい。
・一日に七万キロ歩けないのは腹筋が足りないからです
悪い意味で寝正月。倒れましておめでとうございます。今頃は大阪、ドバイ、ドイツのどこかにいる予定だったんだけど、サクサク予定が飛んでいく。2015年は体を鍛えたり食事をどうにかしたり、効率的に動ける体調を作っておかないと厳しそう。
去年、「前半の半年はおとなしくしてて、後半動き出そう」みたいなノリで動いていて、ある程度何かしらの効果はあったと思っているので、今年は半年体調をどうにかして、5月にパリ、6月にバルセロナのイベントにまた行って、そこからヨーロッパ回って、ロシアに行って、カナダに行って、南米も行けたら、みたいな感じで考えている。
年間50回飛行機に乗るような動きを続けていると、道中いい加減色々とうんざりしてくることも多く、空港に行くのがだるい、飛行機に乗っているのがだるい、自宅から徒歩でロサンザルス行くわ、みたいな気運が高まってくる。だけど、前述のように後先考えずに動くために体調を崩すし、年々体力が下がっているし、鍛え方や食事の摂り方ももっとマシなものにしないと、歩けなくなってくるのは目に見えている。
ジムの会員だし、パーソナルトレーニングをしてもらったりもしているけれど、もっと突き詰めてどうにかするか、アイアンマンスーツを開発して勝手に自宅からどこでも飛んでいけるようにしていく必要があると感じている。
・翼は手に入れた!だけど行きたい場所がない(毎日違う国を散歩できるけど…)
2014は富山、札幌、名古屋、大阪、など国内の比率も多かったけど、バルセロナ、香港に3回づつ、あとはいつものシンガポールとかパリ、ロンドン、アムステルダム、ブリュッセル、ドバイ、北京、初めてのところはドーハ、コペンハーゲン、ストックホルム、ハンブルグなど、なんだかんだでやっぱり10カ国を超えた。
数年前くらいまでは、一度どこかに行ったらついでに数カ国回って(シンガポールに行ったらクアラルンプール、バンコク、香港くらい回って帰るとか、ロンドンに行ったらパリやバルセロナも回るとか)していたけれど、そういう動き方も飽きているからか、同じ国、同じ場所に行くことが多くなってきているし、行った先での行動も、だいたいいつもの持ち物を持って出かけて同じお散歩コースを歩き、いつものカフェに入って同じ店で飯を食う感じにパターン化されてきてる。それでもいつもの動き方に変化を加えて楽しむようにしているのだけど…
前述のように、散歩するモチベーションが東京だと飽きてて厳しいので、外国で歩いたほうがいいなみたいなことで回ってる側面もあるので、新しい場所を試すため、行くべきところのリスト化を再度試みる必要があるし、また、誘われたイベントには行ってみる必要があるなと感じている。
・モザンビーク行っておけばよかった(アフリカに行く機会なさすぎるでござる)
アフリカ(南アフリカやモザンビーク、スワジランドなど)の
音楽イベントにも誘われていたけど、結局なんだか交通手段がだるそうだったので行かなかった。それでも、その誘いに乗っからなかったらアフリカに行くことなんてないよなあ…というのもありちょっと後悔している。(誘った友達はツアーバスが数十キロ先まで何もないところでパンクしたりしてやっぱり行ったとしても交通はアレだというのを思い知っただろうけど)
アフリカのイベントは、富山に住んでいる
ニコラさんという方が企画しているイベントの一つで、彼の関わるイベントはだいたい面白いので、できるだけ見に行くことにしている。
彼のイベントを初めて見たのはリスボンで、日本文化を紹介しますみたいなイベントに行ったらかなり面白かったので、ニコラさんが毎年関わっている富山の
Sukiyakiというイベントにも通うようになった。
リスボンのイベントの様子。俺は路上でパソコンしてるだけ。
最寄り駅からパレードが行われ、フェスがスタートする。
日本のライブやコンサート、フェスは大きな会場のものであれば、「ファン」がそのアーティストを見に来て、ついでに共演者も見るという図式のものが多いけれど、単に酒飲み見たい奴がたまたまやってた演奏を見るとか、暇してる奴がイベント行ったら面白いバンド見つけた、みたいな、海外音楽ファンのノリをジャパンローカルでやっているsukiyaki、日本では珍しく、誰かのファンじゃなくても音を楽しめるイベント。突然アフリカやヨーロッパから見ず知らずのアーティストがやってきても、楽しんで客が見ていくという感じ。
小さな会場、ライブハウスの規模のイベントに行っても、客はみんな知り合いのミュージシャンとか、固定ファン。クラブイベントも音楽よりステータスやオシャレさを求める客が多かったり、サブカルなイベントはサブカルなやつしかいなかったり、ステージ上じゃなく客席のつまらなさがいまいち楽しめないけれど、自然かつ適当に地元民が楽しめるイベントを、丁寧に準備して毎回開催しているsukiyakiは素晴らしいと思う。
富山もsukiyakiみたいなイベントがない限りなかなか行かないけれど、道中、機内や市内までのバス、または高岡や富山、金沢で散歩したり休憩してパソコン開いていると実に作業が捗る。で、飽きたらイベント会場に行くと、気の利いたコンサートをやってたりして、気分転換になる。2015年もまた、そういった、バルセロナに行くのと同じ理由で、夏は富山に行くことだろう。
そんなふらふら活動。各地への移動の傾向としては、バスや電車で作業がしやすそうな場合、飛行機でなくそちらを選んで移動する。 また、長距離を飛行機で移動する場合、日本で公開されていない映画を見たいので、ラインアップが充実してる米系航空会社を選ぶ。機内では、電源やインターネット接続が使用できないことにより、強制的に「絶」の状態になり、俺の念能力「穀を潰す達人(インターネット・エクスプローラ-)」が使用できなくなるので、普段地上で集中できない様々なことが実に捗る。
数年間放置してたとあるタスクも、ブリュッセルからストックホルムまでのLCC内で紙とペンで片付けることができたりした。(A4の紙に60行くらいのリストを書くだけのことだったけれど)
だいたいどこに行ってもスマホで写真はほとんど取らなくて、10枚撮ったら多い方という感じなのだけど、それゆえに、撮った枚数から、その街に自分がどれだけ興味を持ったかの指標となる気がしている。
バルセロナや香港、シンガポールはイベントに合わせて行ってるのもあるけど写真が多いけど、それ以外で写真をそれなりに撮ったのは
唯一ハンブルグだった。
森とか湖といった自然に、新旧の港湾都市が混ざっていてとても良い感じ。他のくだけた国際都市と同様、宗教的にもバリエーションありそうな人たちが住んでいて、ゲイバーとかもカジュアルに街中にある、マイノリティも生きやすい街に思えた。移民が多いので英語もそれなりに使えた。下手なドイツ語を使ってみても聞こうと頑張ってくれる(パリでフランス語を使う時にそういうのはない)。
2014年に見た映画で邦題「
誰よりも狙われた男」という、ハンブルグを舞台にしたやつがあって、ムスリム移民がドイツに入ってきて文化的にぶつかるのが描かれている。
やっぱり異文化がぶつかってたり、何かしらの移動や物流のハブだったり、自然と都市部が混ざってるような場所が好きで、ハンブルグも面白かった。ハンブルグは移民の玄関だったり、港湾都市だったりするけど、同じような文脈でシンガポールやバルセロナ、香港やNYCも好きなのだと思う。
ストックホルムも美しかったけど、ほとんど写真は撮っていない。古い町並みを観光で売ってるけれど、俺はパソコンを開いているだけなので。
「今こういう状態です」と送るために撮った写真が、ギリ現地の様子をおさめている。
ストックホルムでもほとんどカフェでパソコン開いていただけ。
Comviqのシムを待ち合わせのために買ったけど、データ通信あまりせず。
・回線の使い道がないし、一カ国12時間しかいないからSIM買う意味がない
数年前は各地でSIMを買ったり、買い方を調べたりしていたけれど、2014年はストックホルムでSIM一枚買っただけ。よく行く香港やバルセロナは番号保持しているSIMがあるし、各国でwifiにもつながず、データ通信して現地を調べたりするよりも、意味もなくうろついて偶然の出会いを楽しみたいと思っているので、地図やその他現地情報を見ないようにしているから。
そのおかげで、深夜ストックホルムの路上で終電無くなって途方に暮れたりはしているけれど、数年間、「毎日違う国を散歩するお!」みたいな気分で各地を動いていると、1カ国に長くいない場合もあるので、滞在時間のうち1-2時間を通信環境の構築(SIM買ったり設定したり)にかけていられないため、自然とそのような動き方になった。
その代わり、人に「どの辺で若者は遊んでるの?」「現地民が週末とかに遊ぶ場合、どのあたりが楽しいスポットなの?」みたいなことを聞いて、行ってみたりしている。
H&Mのあたりが若者スポットだと聞いて、ストックホルムのショッピングエリアを歩いたりもした。
ストックホルムでもニセ寿司。
その後、ストックホルムからデンマークに行った。
デンマークのコペンハーゲンでは、謎栄養ドリンクの写真の他は数枚写真を撮っただけ。
コペンハーゲンの感想としては一行で:
・北欧でホームレスにお前の首を狩るぞと言われたでござる…?
どっか行こうかなと鉄道駅に行ったら、チケット買わなくても駅構内に行けるシステム(車内で車掌がチケットチェック)のため、ホームレスが長距離客にカネくれと言って回っており、俺にも英語で聞いてきた。断ったら「てめえ次に会ったらナイフで首を狩ってやるぞ」みたいなこと言われたりした。
そのホームレスは、見た目学生みたいな若いメガネをかけたやつで、さらに続けて「ここはヨーロッパだ!アジアじゃない!お前らの国じゃないんだ!」と叫んでいたけれど、中国人観光客とかの豊かさを、北欧の失業者として日常的に苦々しく見ていて、いい加減頭きてるみたいな感じだった。
それを見ていた別のホームレス(ジェントルな爺さん)が寄ってきて、「頼む、喧嘩すんな、アンタも何も言わず立ち去ってくれ、すまん、すまん」みたいな事を言われた。二人ともそれなりに清潔な身なりをしているように見えたし、なんでこんな駅で寝てるのかわからなかったけれど、日本も経済的に落ちていくのだから、このような光景を見るようになるのかな、と考えたりした。
・スシバーでうどんしか注文せず怪しまれマネージャ呼ばれる(同業者の調査と思われたでござるか?)
ヨーロッパではだいたい謎の寿司を求めて街を歩いているけれど、香港ではうどんを求めて彷徨っていた。
稲庭うどんブームがちょっとできてて、できて数日だという店に行ってみたりもした。
地上30階のうどんや。調子に乗ってうなぎも頼んだ。良い景色だったのでそのまま作業。
うどんが出てくる頃には外は暗くなりはじめてた。
うどん単体でクオリティ高かったので、またいきたい。
これは別の店のランチセット。寿司が付いている。
寿司バーみたいなところで良さげなクオリティのうどんが食えたりするので、各地のカウンター席でうどんを食ってると、「バーのカウンターでサケもスシも頼まずにヌードルだけ食ってるおかしな人」と思われてマークされ、ある店ではマネージャーを呼ばれたりした。「お客様、楽しんで頂けておりますでしょうか?」「ウドン、ウマイ。オレ、オマエ、スキ」のような会話をしたところ、帰るまでバックヤードからちらちら見られたりした。
その店のメニュー。ランチだと和食屋って感じ。
これは別の店のメニュー。そんな感じで、主に各地でうどんを食ってる。
2014年に香港に何度か行ったうち一回はマレーシアの友達がきっかけで、「広東語の現地人態度悪いし香港飽きた」などと愚痴っていたので、バルセロナでバスに乗りながらチャットして、「おk香港のナイスな部分をみせてやんよ」っつってそのまま空港に行って香港に向かった。
友達を連れて香港島内をふらふらしたけど、解散してからはやっぱりファーストフード食って散歩してパソコン開くだけ。
牛丼屋とかは以前もあったけど、ここ数年で日本のラーメンのチェーン店とか、和食(大戸屋とか、居酒屋関係) も増えてきている。で、そのような店の位置情報を各地でチェックして回っていると、日系の店同士で固まって出店しており、日本人はどこでもつるむんだなあだっていうのが実感出来る。
香港のコンビニでは、ほぼ日本と同じようなラインナップ菓子が購入可能になっている。
香港と同様、 シンガポールでも日本食の店が増えた。
シンガポールの王将。たまごラーメン一杯1200円だ!餃子も400円だから日本のが安い。
ライバルこと大阪王将も当然のようにある。
ランチセットが1200円。日本なら8-900円?
アジア各国でそうだけど、雪を見たことない東南アジアの人たちは北海道が大好きで、北海道アイスの看板を各地で見かける。
本物の日本の味。イマユ is 何…?そしてハーゲンダッツよりたかい。
食べ物だけでなく、日系の企業各社や、東急ハンズも進出している。
プラモ需要も上がってるっぽい。日本に来て「お土産でプラモ買いたいんだけど」よかよく言われる。
日本企業がどんどん進出しているので、街を歩けば暑い中スーツ着て打ち合わせしてる日本人にぶつかる。
現地人による謎の日本語を掲げたファッションの店などもある。WAKAI。
まあ例のあの辺を散歩したりもする。
シンガポールに関しては、5年前、2009年にマジで移住しようと思って何度も訪れ、もう延べで4ヶ月、入国回数で20回くらいは行っているのでずいぶん慣れている。
これが2014年時点の雑感。
頻繁に行っていた当時は1シンガポールドルが65円くらい。今は90円。他の各国と同様、2014の現在は以前に比べ、円ベースであらゆるものが1.5倍だって感じがして、以前300円で食えて美味いし安い!って思ってたチキンライスとかが、今では5-600円でうひゃあって値段。東京の方が安くて美味いものいっぱいあるかも。
当時のメモ
5年前の時点での印象は以下にまとめてある。
http://m43net.typepad.com/blog/2009/06/090625-シンガポールまとめ即住めるしまるで問題ないけど暑くて死ぬ.html
今年もシンガポールでは人に会う以外の用事は特になく、それ以外は映画館で映画見たり、喫茶店でパソコン開いたり、地球上のどこにいても同じ方法で暇をつぶしているスタイルをなぞっていたら時間が過ぎていった。
シンガポールの映画館は、普通にスマホいじりながらみんな映画見てるし、通話すらしていてうるさい。そういう文化なので、まあ他の国で映画館には行ったほうがいい。
ちょっと驚いたのが、行きの飛行機で飲み物とかもらっていたキャビンアテンダントに路上で遭遇したということ。いつものお散歩コースでブギスからクラークキーまで歩いている時、なんか見覚えのある人が笑顔で手を振ってくるなーと思って「誰だっけ…?」と思ってると、「この辺に泊まってるの?」とか声をかけてきた。よく来たら飛行機で頻繁に飲み物もらってたから俺を覚えてたらしい。軽く話し、「また世界のどこかで〜」と言って別れた。
機内でのわたくし。だいたい出国4時間前に空き具合を確認してから航空券を買い、空港でもチケット発行と席指定をできるだけ遅いタイミングで行うので、空き席の状況がわかり、三席並んで空いているところを選んで寝そべったり足を伸ばした状態で作業している。
2012年にも誘われて見に行ったAFAというイベントが同時期にやっていたので、軽く見に行ってみた。
2012年の様子
http://t.m43.net/post/104463231213/afa-2012
ダニーさんのイベントにも軽く挨拶しに行った。
よくある質問:なんでお前そんな海外いってんの死ぬの?
→展示会とか通訳業務とか友達と遊んでるでござる)
現地在住のコンサル業の先輩とブギスのホテルラウンジで待ち合わせ、近況とか色々話した。彼と前回会ったのは来日した時に銀座で、その前はニューヨークで、そのさらに前はシンガポールに数年前俺が行った際であったと思う。で今回またシンガポール、彼の昼休み中にチキンライス食いながらしばらく話した。
彼からの依頼で、ドバイにいる上司が日本のマーケティングコンサルを探してるということで、人を紹介したりしたのだけど、ふらふらしてると、XXできる人いない?とかよく聞かれるようになり、仕事とか、物品のやりとりとか、ちょっとした頼まれごとをを仲介するようになる。
個人的には面白い何かができればいいなって思ってるだけなので、仲介料とったり小銭を稼ごうとか言う気はないのだけど、結構なんか、動いていると何かしら降ってくる時代であるという感じ。
そんな感じで、どこに行っても展示会とか通訳業務とか友達と茶をしばいたりして、合間にカフェで作業みたいな感じで動いている。
・シンガポールはやっぱり暑くてやることないし、タクシー捕まえるのめんどいでござる
Ezlinkっていうシンガポール版Suica的なものを、いつも海外で持ち歩いているお出かけセットに入れて常備しているし、今年の滞在中も以前チャージしてた分でだいたい移動は事足りた。
地図や路線図を一切見ずに動けるし、食事や買い物、暑い以外のあらゆることに関して何の不便もない。だけど何度も足を運ぶうち、新鮮さや好奇心は薄れ、ただ、暑くて退屈なだけの街になってしまった。現地で相当面白い仕事をしない限りは、住むことはないんじゃないのかなあ…
シンガポールに限らず、だいたい行き先によってよくいるカフェとか散歩コースが固定化されてきてしまっているので、ちょっと良くないなと思っていて、今まで行ったことないところに2015年は行くようにしよう…と思ってはいるのだけど、現時点で香港、バルセロナ、バリに行く予定が入っていて同じ店でパソコンを開いて同じような場所を散歩してそうな予感もしている。
・住みたい町、楽しい街、うんこ落ちてる魔地
-2014年のバルセロナまとめ-
毎年1〜3回くらいバルセロナに行っている。(2014年は3回)
数ヶ月間滞在すると飽きるだろうなーでも何回も来るのだるいなーと思いつつ、段々マンネリな感じになっているので、円安だとういうこともあるし、距離を置いてみてもいいかもしれない(多分また来年も行くけど)
なんだかんだ散歩してると、気候もいいし光量で全てが輝いているし、変なもの作ってる奇人や可愛い女の子がヨーロッパ全域から集まってくるので、散歩して路上で出会った人と話してるだけでも面白い街。
空港でいつものバスに乗ってスタバで作業するだけ。何度も来るうちにルートも固定されてしまった。
ただ、毎回何かしら目を見張るものはある。バスの広告「never hide」隠すな!とのこと。
ヌーディストビーチも近く、開放感を得た観光客がビキニで街を歩いたりしてそれが禁止される街。
温暖な気候、日照量、音楽、イベント、散歩、メシ、そんなものを求めて、各地から大量の観光客が寄ってくるので、観光客が落とすチップが割とすごいことになった結果、さらに路上で芸を披露する人たちが増えている。
毎回バルセロナに行くと、なぜか路上で美少女とハイタッチすをすることになる。
今年は、
・俺めがけてローラーブレードで突っ込んでる美少女がコケて、起こしたあとハイタッチ
・MacBook壊れたのでApple Storeに行く途中、道聞かれた美少女と別れ際にハイタッチ
なんでハイタッチなのかは知らない(流行ってるのかも)けど、それくらいみんな陽気になってる。
ソナーに参加した(といっても、ついて即macbook壊れて直したりしてただけで過ぎ去った)
動画とか:
- Sónar by day 2014
- Sónar+D 2014
- 音のするほうに歩いていったらライブ会場だった
- sonarのカオスさ
- 石畳路地をセグウェイですり抜け奴
- 動物園でヒップホップイベント
- バルセロナのロハスなホームレスハウス
- ベルをダメにするパソコン
- ボカロのコア技術(とMaika)の開発者に会った
Macが壊れなければここで作業するはずだった。壊れたので新しいやつを買いに市内へ。
Applestoreにいけばどこの国でもハードウェアは同じの売ってるだろ…と思ってたのに
あるのはスペイン語キーボードモデルのみ。英語キーボード取り寄せは2週間かかるらしかった。
applestoreのネットワークに繋がせてもらい、ネットワークブートからdiagのメニュー出してみたり。
とりあえず妥協案として、手持ちSDカードを外付けドライブにして、そこにOSXを入れて起動することに。
SDカードのアクセスが遅くて、nexus7で読書しながらひったすらapplestore内で待ち続けた。
飲む水がなくなったあたりで起動完了。滞在中はSDカード起動でしばらく作業してた。
SSDは取り出してUSB接続したら読めたので、バスかボード上のコネクタ不良っぽいかんじ。
アップルストアカタールーニャ広場店はトイレが借りれるし綺麗なので、観光客がよく散歩するラランブラ通りで漏れそうになったらこちらへどうぞ。
だいたい毎回このカフェにいる。石畳の路地にあるホテルの一階。
SDカードが刺さっていて、そこからブートして復旧しているときの写真だと思う。
各地で格安スマホを買って試していて、この時はmoto eを購入した。
一応コンサートもみたりした。ヘッドホンつけてる子供を高城剛が近くで撮ってた。
期せずして、以前より気になっていたスペイン語ボーカロイドMAIKAの開発者と会うことができて、開発の話とか、今やってることとかを聞けた。
別会場での、夜のクラブイベントにも行った。ホテルはこっち側でとった。
この広場、数ヶ月後に友人がライブをしにきたのでまた同じ場所に行った。
9月、お祭りシーズンに入ったので、人ごみから逃げるようにいつものカフェに行ったらあいてなかった。
そのため、主にスタバや路上で作業してた。
バルセロナにはゴミアートが溢れてる。
バルセロナに最初に行った時にそのデザインから気に入ってた ホテル、数年後いったら火事が起きた。
毎年モバイル機器の展示会がある街なので、広告も激しい。
で、いつものお散歩コースを歩いてると映画館のあるあたりに来て、シャワルマを食ったりする。
サグラダファミリアの圧倒的なハリボテ感!みんな本当にこんなのが美しいとか思ってんのかよ。今年も敷地内には入らず通りすがっただけ。
海岸沿いにあるホテルWは、受付から階段降りるとビーチだし、気の利いたカフェも数件あって、映画館からだらだら歩いた先にあるしで、お散歩コースの終点として非常に便利。
バルセロナ散歩はもうだいたいコースが固定化してるし、歩き疲れた時点で適当にホテルで一泊の繰り返し。だいたい毎回同じところにしか行かないけど、だいたい毎回面白い物や人に出会う。街全体をかなり歩いたし、飽きてきてるけど、今後も思いついた時に行って散歩していくと思う。
ガウディの建築とか、そういうのは一度も行ったことないし、まだサグラダファミリアの中に入ったこともないけど、俺はバルセロナの過去が好きなんじゃなくて、今のバルセロナのカオティックハイパー観光イベント感や散歩の楽しさが好きなので、観光や各種イベントの今後の発展や、カタルーニャ政府の独立による変化を見てみたいとも思っている。
-------2014年のパリまとめ---------
引き続き、パリ割と1-2年に一回いってるけど、路上で楽しいことに遭遇したことない。バルセロナは毎日不思議な何かに遭遇するけど、パリ景気悪そうだし歩くのだるいし何もかもくすんでる。あんまり美少女もいない(弊社環境)
パリはだんだんアフリカになってきている。移民が増えている印象だし、都市部でタクシー乗ったら運転手が中国人だったりもしたので、アフリカ以外も増えてるんだろうけれど。
以下は北駅からポンピドゥーセンターまで歩いた途中で見かけた、アフリカ料理の店。
ベストアフリカ!最高のアフリカ料理!みたいな看板の下のガラスが割られてて、それを段ボールで補強したのはいいけれど、「LAST」と大きくスプレーで落書きされてしまっている。店主嫌われてんのかよ。
たぶんこれベストの反対「WORST(最低)」と書きたかったのに、フランス語圏だし英語わからないので「LAST(最後の)」と書かれているんだろうけれど、ベストじゃねーよクソが!というチンピラの落書きから、移民によるパリ市内の荒廃具合が伝わってくる絵面になっており、思わず写真に収めた。
パリ市内はなんか、行くたびに道は汚くなってるし雰囲気がベルサイユのバラというよりは北斗の拳寄りになっていってる気がするけれど、広告も下品なものが多い気がする。※エリアによるだろうけど
同じ時期にバルセロナで見た全裸広告と比べて圧倒的に汚い感じだし、ユーモアもない。
パリのアートや建築、ファッションに興味がないながらも、なんだかんだで通っているのは、「どんどん荒廃していっている街」だからだと思う。
廃墟マニアが行きたがるような軍艦島とかは無人だが、パリは荒廃したかつての都にまだ人が住んでおり、改善しようとして失敗したり、メンテ放置したりで様々な顔が見られ、それが興味深い。なう荒廃していく途上のライブな廃墟シティであり、「今後どうなっちゃうの…」というのを毎回行くたびに思うので、かつての産業都市デトロイトがどんどんヤバくなってる写真を見て興味をもつように、パリの未来に興味を持っている。悪い意味で。
最近では電車でスペインやドイツから入ったりしてるので、北駅からバスチーユとかポンピドゥーまで歩いたりしているけれど、その辺のエリアの荒廃っぷりがマジで北斗の拳みたいな感じだし、飛行機で入る時も、シャルルドゴール空港から市内に出る電車の車窓から見える景色は、ものすごいゴミだらけだし、途中、謎のバラック小屋が立ち並ぶ難民エリアみたいな景色があったりして謎すぎる。
荒廃した街を眺めながら北駅からポンピドーまで歩くので、だいたいここからパリの滞在が毎回スタートする。
最近なんだか、新しい商業施設が計画されてたりするので、そういうのも見て回っている。
上記のLa Canopéeができたらまた見に行きたいとも思う。
Canopéeの建設予定地は、上の写真のような歴史ある大型建築の真横。観光で売ってる街なのに、古い町並みをぶっ壊して突然都市中心部に未来的な商業施設を立ち上げられるファンキーさがパリすげーなってかんじだけど、過去の資産をぶっ壊してでも新しいもの作ってかないとヤバいし、みたいな現地の人たち認識からきているものだって気もするので、やっぱり悪い意味で将来が気になる街。
La Canopée建設予定地は公園のすぐ横。ググれば計画概要とかもみれる。
ユニクロで着替えを買いに、最近できたショッピングモールのボーグルネルにも行った。
結構鳴り物入りでオープンしたので期待してたのだけど、他の各国の商業施設に比べるとパンチが足りないというか、「えっこれだけなの…」という感じにお上品に小綺麗にまとまってるだけな施設に思えた。
新凱旋門の周辺にも、トイザらスが入っているようなモールになっていて、カフェでパソコン開きにいったりするけれど、そのすぐ裏に古い墓地があったり、その墓地エリアの上を木製のオシャレ歩道が突き抜けてたり、それをこえると豊洲的な高層住宅エリアがあったり、なかなかカオスで「パリの発展はすげえな…悪い意味で…」と感じる。
・ぼくがすきなパリのレストラン
プラネット寿司!その名前もさることながら、ピンクと黒を基調としたキツイ感じの店内。出てくる寿司も謎の解釈のSushi cuisineでなんかもううあああって感じなので、とりあえず暇があれば滞在中一回は行ってみてる。美味しいわけではないし、安くもない。
強気の店舗展開で、どんどん店舗数増えていっているし、地下鉄構内に以下のような広告があったりして、「寿司とは…惑星とは…planet sushiとは…」と謎の浮遊感を伴う瞑想の時間が訪れ、「パリマジでやべえな…悪い意味で…」との思いを新たにする。
RAMEN CREVETTESとかは日本の寿司屋でも人気のメニューだよな。
SUSHI KIDのセットは日本の寿司屋でもよくある子供向けメニューだよな。
……一体何モンなんだろうこの黄色い日本的マスコットは……
BROCHETTE BOEUF FROMAGE CUMNは、伝統的な日本の寿司職人なら誰もが作れる料理だよな。
より詳細なメニューは、オフィシャルサイトでどうぞ。
ヨーロッパはどこでも、日本料理屋という看板の謎の創作レストランが増えているけれど、だいたいどこも謎解釈の謎寿司、謎麺類、謎天ぷらの写真を見ることができ驚愕する。
以下はパリの別の寿司屋。サーモンは世界共通でまともなものが供給されているので、サーモンの味はどこでも同じレベル。
「これで…五千円ですか…」のような美しい謎ロールとサーモンのセットはよく見かける。
最上段に踊るSUSHIの文字が頼もしい。
日本の謎のイメージは謎な形で謎方面に伝播しており、レストラン以外にも、様々な形態をとって我々の前に現れ、時空が歪み、世界が断裂し、我々の精神は崩壊するけれど、2014年はファッションウィークの時期にパリに行ったので、友達と待ち合わせしたオシャレエリアとかでも謎な日本風の何かを見かけたりした。
KAWAII
アパレル関係の友達がパリに来ており、お茶することに。
自分のブランドを立ち上げようとしている彼から最近の活動の話を聞いたり、「英語の授業で赤点仲間だった我々がこうして外国で外国語を使って仕事をしてるのマジで意味わからないよね」という話から、いつもの例の話題に入っていた。
「どこに行ったらいいと思う?面白い街ない?まじパリはうんこだしどこかない?」
「うーんこの前ストックホルム行ったんだけど可愛い子多すぎてびっくりしたよ」
「おk明日バルセロナだけどそのあと行くわ。マジで」
「そういうふうに無軌道に動いてふわっとした暮らしをしてるのマジ羨ましいわ」
「いやー。それはいろんな人に言うけど、きっと無い物ねだりで、俺からしてみたら、自分の商売やってブランド立ち上げようとしてる人なんかは一本筋通った人生で羨ましいなって思うしなあ…」
しばらく2件のスタバをはしごしてダラダラした後、「せっかくだからメシでも」とSt.Paulの適当なレストランで美味しいけどなんかいまいち納得いかないプライシングの飯を食い、彼のホテルまで送って行った。
ホテルの一階では、受付で何かもめている人がいて、フランス語が喋れなくて難儀していた。英語が少しできるようなので話してみると、「ファッションウィークでどこもホテル満室だし俺も服の卸しできてるから大量に荷物があるからもうこのホテルから動きたくないんだけど」「満室なので帰ってください」「部屋ないの?」「満室」という謎の問答だった。
ちゃんと話を聞くと、マルタからきたその衣料卸?の夫婦はイタリア語ができるみたいだったので、友人がイタリア語で通訳し、エクスペディアで俺がそいつらの部屋を探して電話する、みたいな謎のファンキーセッションが開催され、最終的に「やっぱりどこも満室ですね。空港付近か郊外いかないと」みたいな感じになり解散。
飯食ったり謎の部屋探しセッションを経ていたので、乗ろうと思っていたバルセロナ行きの電車に多分間に合わないだろうなーとモンパルナスの駅行ってみたところ、完全終了。そしてホテルはどこも空いてないのは確認済みなので、野宿決定。
電車に乗って寝て起きたらバルセロナのハズだったんだけど、閑散とするターミナル駅でしばし呆然と(わかっちゃいたけど)し、「うむ。パリはクソだな!」との思いを新たにした。
フレキシビリィを重視した行動を心がけているので、航空券も当日出国4時間前にとるし、わりとこういうのは慣れっこではあるのだけど、まあこの際始発まで散歩するわ、みたいな感じで歩き出した。
深夜散歩中に謎の展示を見つけてちょっと怖かったので撮影した。
謎の溺死インスタレーション
http://t.m43.net/post/98298539778
昼までにはバルセロナについていたかったので、時間がかかる電車は諦め、早朝7時の飛行機で行くことに。結局、モンパルナス→ノートルダム→セーヌ川→ルーブル→ポンピドゥー→北駅と歩き通しで、始発で北駅からシャルルドゴール空港までの電車で「あびゃー」という状態になりながらパリを後にした。
そんな感じで、パリはうんこを踏むリスクを取りながら散歩して終わる。歴史ある建物とかは廻らないけど、新しい商業施設や、今のパリのヤバいヤバさを感じられる場所がありそうならまた足を運びたい。
観光地とは何ぞや、と言うことを考えたときに思うのは、そこを訪れる人たちは過去にどれだけその場所が人気だったとか、歴史があるとか、偉人のエピソードが残されてるとか、そんなのをきっかけに興味を持つのだろうけど、俺がそういうのに興味が無いのは、過去の情報をもとに現在のその場所に訪れることに価値を見いだせないからだと思う。
自分が興味があるのはどちらかと言うと、現在の現地の様子をもとに未来を想像する観光みたいなことで、今の各地を自分の目で見て、「ここは今後こうなっていくんだろうなあ」みたいなことを想像する方が好みなので、歴史ある史跡や観光地に寄らずに、ちょっと先の未来に何か変化がきそうな各国の都市部とかをふらふらしている。
シンガポールやバルセロナが好きなのも、その辺の予感があるからだ。
ロンドンとかパリとかは、変なデザインの新しい建物を作りつつも、やっぱりメインは過去の遺産だから、それほど興味が持てない。アジアの都市部や、ドイツの各都市なんかは、移民文化がカオスなので興味を持って過ごせる何かがある。マレーシアも行くたびに発見があって驚かされるし、香港や深圳も同じ理由で何度も訪れていた。
毎回パリは、ヨーロッパのどこかに行ったついでに0〜2泊くらいいるだけだけど、パリならではの悪い意味でのヤバいヤバさが気になって入るので、年一回くらいなら見に行こうかなーという感じ。
・札幌はやっぱり寒くてやることないし一週間高熱出たでござる
雪の中散歩し、
トリトンで寿司を食い
トップで作業するという…
雪の中散歩してたので風邪ひいて寝込んだけれど、札幌もいつもと同じ動き。
ほかと比べて涼しい期間札幌にいて、暑くない期間東京にいる暮らしにしようかな。。。香港とか暑いアジア圏に行くのも冬だけにしたい。ヨーロッパも暑くない時期だけいきたい。などと考えて久しぶりの冬札幌で高熱一週間で泣きながら「もう冬は北海道に来ませぇぇぇぇえええん!!!11」って叫びながら新千歳な感じの滞在であった。
で翌月シンガポール行ったらやっぱり暑くて、「札幌では寒くて、シンガポールでは暑くて、じゃあどこなの??」って想いを新たにしたし、いい季節のみ選んで各所にるしかねんじゃねって思ったりした。涼しい時期だけ香港にいたり。 2月に香港行くと結構快適で、2015年も行こうと思ってるけど、年間通して住むとなるとマジ蒸し暑いし何か色々あるけど不便。香港も移住は微妙。
・画面の中にも地球上にも楽しいことがないので無限の剣製
以前、「ふらふらしていたい」という壮大なテーマの叙情詩を10万文字書いた際のログを読み返してみた。
ここまで書いてきているように、思いつきで毎日違う国をふらふらできるようなスキルは身についたので、それを惰性で2010年以降も続けてきているけれど、本当に飽きている。かといって、ふらふらせずに東京に住むのも楽しくない。
いろんなところにいけていいねーとか言われるけど、各地のカフェで昔やり残した作業を悶々としつつ気晴らし散歩してるだけなので、それらを片付けた先で、自分がどこで何をするのか確かめたくて、todolistを書いたり放置したりまたふらふらしたりしてる。
それでで国内地方都市とか海外主要都市ふらふらしてるけど、東京ほどぎっしり詰まって色々ある街は地球上のどこにもないし、やっぱり日本のメシがうまくて安いし、けど東京はみんなつらそうな顔で暮らしてるので、「やっぱ別の場所に住みたいな」とか思ったりする。「私が悪いんじゃないです」みたいな顔してるんだよな道ゆく人が。
出かけないようにしてても本や映画や食事とかいった気晴らしにかかる金が同じくらいかかるので、まあ出かけた方がいくらか新しいものが見れてましなんじゃねって思う。
初めて行ったのに一枚も写真を撮ってない国とか年もあり、多くても(バルセロナ以外は)本当に1カ国10枚くらいしか写真を撮っていないので、「ふらふらしていたい」「毎日別の国を散歩するお!」みたいなコンセプト自体に飽きているんだろうというのが、過去ログや写真を見返してみて実感する。
・2014年時点では東京にいる時はずっと「飽きたしまじ住みたい街ない」って3秒に8回言ってる
東京は…よく知ってるからインフラを活用できるし安く暮らす手段も知ってるのでラクだとは思うが、いい加減飽きてる。そしてだるい。
NYCもバリコンシレーも家賃の高さや犯罪とか危なさ、車が必要でタダメシのメリットを上回りだるい。
香港やシンガポールも暑さと家賃以外はオールオッケーだけど暑さがすべてを上回りだるい。
ロンドンやヨーロッパ各地も、バルセロナ以外は歩くのがイマイチ楽しくなくてだるい。
・いろいろ見て回ってるけどベストな暮らし、人生楽しくするのに役立つ暮らしは何?
最近では、「ふらふらしていたい」の名の下に各地で歩いてきた反動か、 ビーチでゴロゴロしたり、自宅でダラダラしたり、そういう滞在の仕方ができる場所を求める気持ちが年々強くなってきている。それがどこにあるのかわからないし、関東にいるときもどこに住んだら一番楽しいのかまるで見当もつかないけれど。
それが可能な場所を見つけた時に、「ふらふらしていたい」というテーマの生活を脱却し、「だらだらしていたい」という新しい人生の目標へと繋がっていき、素敵な自宅ライフやリゾートライフが待っているのではという気がしている。
だいたいどこにいっても歩くコースとか入る店が固定化してきているので、そのパターンを打ち破るべく、2015年はこれまであまり言っていないエリアに行くなら行き、それ以外ではどこでどのようにダラダラしていくかを模索していたい。
チェックインした場所を見てみると、南米、カナダ、オーストラリア、ロシアはゼロ。広くて移動がだるそうだけど、その辺を考慮してみてもいいのかもしれない。やっぱり不便だからだるいけれど…英語以外の言語が同じくらいできないとそれぞれ思うように動けそうじゃないのでだるいけれど…
ロシアに駐在する予定の同級生がいたり、南米にしばらく入る予定のヤツがいたりとか、都合よく各地を訪れるとっかかりはありそうなので、行くとこリストを作りつつタイミングを見てアレしていきたい。