ギークハウス Advent Calendar 2016の3日目の記事です。
http://www.adventar.org/calendars/1891
元ホームレスが寿司おごってくれるらしい
最近いろいろやる気がないのですが、お猫様に手伝っていただきながら、なんとかパソコン作業をこなしています。
どうも石油王です。石油王なので、「ニートや学生にはご飯おごるよー」って今年ずっと言ってたらギークハウス方面から大量にニートが「オゴッテ…オゴッテ…」って押し寄せて来たので、謎の交友関係が生まれました。また、ギークハウスオーナー勢にもいろいろなイベントに誘っていただいて、楽しく過ごすことができた一年でした。ありがとうございます。ちょこちょこギークハウス七箇所くらい滞在してはいるのですが、知らない人も多いだろうし自己紹介から。
石油王なので、光熱費の請求が「石油王様」で届く生活をしています。
石油王なので毎日暇を持て余していて、いろんな集まりに顔を出したりしているのですが、普段は石油王クラスタのパーティーにいることが多いです。
ちなみに、例の頭に黒い輪っかを乗せた白装束のアラビア風衣装は、石油王クラスタでは少数派で、実際にはビジネススーツを着たアメリカ人などが多いです。石油王ゲッティの本を読むと理解が深まります。
日本の石油王に関しての書籍も多くあるので、石油王=アラブ系というテンプレを考え直す機会に読んでみていただければなあと思います。
だいたいこういう感じの暮らしをしています。
画像のような、パソコンとベッドを往復する暮らしも長いのですが、ここ数年、「東京長く住んだし飽きたなー地方都市とかすむかなー」と思って、名古屋、神奈川、千葉、茨城など都内から離れたとこに住んでみた。でも、毎回引っ越すたびに荷物を捨てたり片付けたりがだるかった。
だいたい常に、本当にやることがなくて、パソコン触るのもだるいなーっていって、サガフロンティア2のギュスターヴの剣みたいにMacbookを地面に突き刺して、何もかもやることがなくなり、カバン4個くらいの荷物に絞って、各地を転々としていたのでした。
不思議なもので、日々「やることがない」「誰か氏〜」とつぶやいていたら、いろんなお誘いをいただき、各地でオープンするギークハウスに遊びに来ない?と言われるようになったり、イベントに呼ばれたり、メシや酒をおごってもらったり。それをペイフォワードするために学生やニートにはおごっているのですけれども。
今年のハイライト。インド神のカレーまじでうまくて神かと思った。
夕張にも誘われてたりしてたんだけど、、、
「夕張 いきかた」でググろうとしたら「夕張 生き埋め」って検索候補に出たので、「こわちか…」「生き埋めになりたくはないかも…」という感想を得たり、
ハッカースペースにピザ釜を持ち込んでラズパイ制御マンを見かけて「何者だよ」って思ったり
四谷のオープンに呼ばれて、若者たちと会話して、「最近の若いもんはわからん」っつったり。自分はギークハウスクラスタにはそんなに関わってないため、結構外から見ている感じがあるのだけど、我々石油王クラスタから見ると、シェアハウスに集う若者はなんかキラキラしてて、未来に溢れてるなー(ニートで暇なやつ含め)って思った。
大滝村のトイレから見るダム湖が綺麗だなーっつったり。
京都の東福寺では、レガリアに乗って仲間たちと旅したり、早朝の伏見稲荷を歩き回ったりしていました。
暇だしやることがないので、品川が閉鎖するとき、「石油王、暇だったら家具欲しいのあったら持ってっていいよ」と言われ、「あっじゃあ全部引き取りますんで」っつたらマジで一戸建てシェアハウスの家具全部ワンルームの石油王ハウスに来て、家具と家具の隙間に布団敷いて寝てたりしたのでした。
石油王なので、「Oil」「石油」とだけ書かれたラベルを貼った家具がガンガン届く
洗濯機2台あってどうすんだよって思って、でもとりあえず2台並べてみる。
鰻の寝床は石油王の寝床より広いはず。
家具の隙間で暮らしている石油王。なかなかに快適なスペースだと言えますね。
でもまあなんだかんだで、頂いたデスクは役に立っているのでした。
一戸建てシェアハウスの家具丸ごといただいたので、自分でもギークハウスを作ってみてもいいかもしれません。候補地としては、油田か油壺になりますが…
シェアハウス、特にギークハウスではそうなんだけど、初めて他人と過ごす機会になる人が多いと思うのですよね。家族以外の人と住んだことがある人って、寮生以外はあまりいないというか。一人暮らし用のアパートやマンションが日本では大量に供給されているので、外国のようにルームシェアして住んだりもしないし。
それで、他人と住んでみると、結構素の付き合いができたり話せたり、みたいな人が多いと思うのですけど、学校や会社の建前やよそ行きの顔や服装を脱いだあと、部屋着で気軽にダラダラ会話できる関係が発生した時に、それまで他人とあまり深く話してこなかった人が、心地よく過ごせてしまったり。
社会性を剥ぎ取ったときに何に頼れるかみたいなもんだんですけど、話術やネタで他人を楽しませることができる人もいるし、いわゆる「ゆるいつながり」で世知辛いコンクリートジャングルでの暮らしをのり切ったり、ライフハックを共有したり、パソコンスキルをお互い研鑽できたり、経営者としてのキャリアをスタートしたり、まあなんか色々シェアできるものがみんなあって、部屋スペースや回線や光熱費以外のものも共有して楽しく過ごせるという感じで。
シェアハウスで知り合って結婚した人も結構います。だって、付き合う前に数ヶ月とか数年同じ屋根の下で過ごして、相手の性根とか習性、飾らない本質の部分をずーっと見てるわけです。で、それぞれ何かのきっかけで付き合い出すと思うんだけど、そっからは早いですよ。合コンその他で出会うよりもすでに相手を知っているわけなので。
石油王なので、ニートや学生の多いシェアハウスに行くと「石油王さんチッス。寿司おごってください」みたいなどストレートにたかってくる人も多いのですが、まあ自分としては、最近の若者を知るいい機会でもあったりするので、オイルマネーでほっぺたひっぱたいて寿司屋に連れて行くんですけども。