2014年前半まとめ(産業で)
・少しだけど色々進んだし2015年も半年おとなしくしてみる。
・香港だけは2-3月に行くと暑くなくて快適だからその時期に。
・神がロシアに行けと言っている気がする。
2014年も、一般的にはそろそろ終わり。
ここ5年くらい、毎年12月は翌年の0月と考え、年間のまとめと1月からの方針を考え、忘年会とか言ってその年のことを皆さんが忘却している期間に、できるだけ自分のログを振り返ってまとめ、人生に役立てようとする活動をしております。
それで、以下が去年のこの時期に立てた2014年の活動指針。
6月にバルセロナでMacが壊れた際、結局滞在中に自分で直してしまったので、買い換える機会を失い、まだMacbookAirに買い替えられていない。アメリカで買うより日本で買ったほうが30%やすいので、円安で価格が上がる前にポチったほうがよさそうであるけれど。
で、以下の記述もあったのだけど、半年静観という部分も早々に破綻したし、大部分は実現していない(多少暮らしに取りいれたりはした)。
「6月までおとなしくする」ということに関してある程度意識し、数カ国行ったくらいで半年我慢してた。
だけどその反動で6月以降動きすぎ、行くところリストの項目を使い尽くし、パリで「どこオススメ?」って聞いてスウェーデン行ったり、各地で次に行くべきことを人様に聞いて、Yes to allで言われた場所を訪れたりしてた。
円高をきっかけに、ここ5年間くらい、毎年50回くらい飛行機に乗って10カ国前後多いときは20カ国くらいをふらふらし、年明けから海外行ったり(特にここ数年では、1/1に成田に向かうバスの中で航空券予約して、そのまま無軌道にどこかに行ったり)していた。
だけど、直近でUSD80→120、EUR100→147という感じに、円ベースで50%、海外でのあらゆる費用が上がっているので、ちょっとさすがにおとなしくしていようかなーと考え、春くらいまで国内でダラダラし、語学でもやって、まあ6月にバルセロナ行くし、その辺の為替とかの雰囲気で、その後どこ行くか決めようかな?と考えていた。
2月前半は↑のような感じで、完全に日本でゴロゴロしてる気だったのだけど、いろいろお誘いがあったり、我慢できなくなったりして出かけたりもしてた。
6月まで待てずに数カ所出かけたものの、だいたい予定通り、例年に比べて半年はおとなしくしてた。その間、音楽を作ったり、どこに行くか考えたり、多少運動もしたり、todolistを書いたりした。
結構本も読んだ気がする。自炊したpdfがたまりまくったため、5インチのスマホを何種類かとkindle fire HDXを二種類使ってみて、最終的に今nexus6でデジタル積ん読を消化してる。
半年間暇を持て余すことになるので、その間体を鍛えたりしようかな?とも思っていた。というのも、直近数年どこへ行っても以前より疲れてしまったり、歩いてて体力の足りなさを痛感したりってのを繰り返していた。それで、ジムでパーソナルトレーナーについてもらって毎週筋トレしたり、実際にやってみていた。
結果としては、「ジムで運動するのだるいし飽きる」という知見が得られた。つまりあまり効果もやる気も出なかった。現在も、ジムの会員ではあるのだけれど、あまり通えていない。なぜなら面倒くさくてだるいし、運動する服を用意したりする服がないからだ。
国内でダラダラしてフラストレーションが溜まっていたので、誘われた友人のライブとか、ホールのコンサートとかにも行ったりしていた。
ロマサガのイトケンのライブにも行った。
新木場のコースト二階に何回かつっ立ってた。
そんな風に、コンテンツ消費やコンサートでインプットを得つつ、何かしらの出力に変換するため、お外に出かけてパソコン開いたりしてみていたのだけど、だいたい関東の喫茶店やファミレスで、一人で、もしくは友人と作業していた。
作業してると、タイミングの合う友達とかが集まったりしてファミレスで学生の試験勉強みたいになってた。
こうして写真を出して振り返ってみると、結構な頻度で音楽を作っていて、後述する謎のつながりで発生したコラボレーションの締め切りとかに対応するため、友達が譜面を書いている横で各パート依頼を投げたりしてたのを思い出す。
7年前くらいにファンになったニコ動の歌い手さんに曲を歌ってもらえたりとか、高校の同級生が久しぶりに歌詞をつけたりとか、家を建ててスタジオ部屋を作った友人と一晩で一曲仕上げたり、なかなか有意義だった。
アレンジ作業(Twitter投稿)の様子
自分が作曲し、かつアレンジや連絡の中心になってしまうと、雑事で時間かかるし自分の想像の範囲の事しか起こらなくてイマイチ楽しくないのだけど、何か偶然や突発的な出会い、その日集まった人のテンションを大事にすると、一人では得られない想定外のアウトプットを得たりして、楽しく作業できた。
東京に飽きているし、日本にいても喫茶店でパソコン開くだけだから、と思って各地をふらふらしていたけれど、最近ではもう、地球上のどこにいても現地のスタバでMac開いてるだけなので、月とか海溝とか火口とかに行かない限りは完全に同じスタイルでキーボードの上に手を乗せているものと思われる。
多分一般的に海外に行くって言って想像するようなことは一切していないので、羨ましがられても的外れだし、「いろんなとこ行ってていいですねえ」みたいなことを言われた際は「マジで散歩して喫茶店で作業してるだけだから面白くもなんともないし、うんざりしながら各地を巡ってます」みたいな回答をして、「は?」みたいな顔をされたりしている。
外出してパソコン開くのではなく、おとなしく自宅にいれば、色々作るべきものを作れたりするんじゃないかなーと思って、6ヶ月間おとなしくしようという目標を掲げていたのだけど、結局自宅で集中できなくて、カフェとかファミレスでパソコン開いていたため、自宅で仕上げたかった諸々に関しては、2014年もほとんど手をつけられなかった。
集中して作業可能な環境が用意できてない状態で時間だけ確保してもダメだったのでは?とも思うので、来年作業するための場所を確保しようと、最近また部屋探しとか、友達の借りてるシェアオフィスを覗きに行ったりしている。
2015年は久しぶりにカナダ行こうかなとか、ロシアとかドイツを掘ってこうかなって気はしてるけれど、リストに書く候補の場所がなく、やり残してることを片付けるため、集中して作業できる場所にこもりたいという気持ちの方が強い。
で、円安だったので、自宅で耐えられなくなったら国内で散歩に出かけたりもしてた。映画も結構見た気がする。でも基本的には、2014年の前半は暇すぎて嘆きながらダラダラと日本で過ごしてた。
円安だし結構国内にいた。
- 湿原
- 久しぶりの冬の札幌
- 伊勢神宮
- 野毛ジャズ
雪のなかフライドポテト専門店に並んだり。
雪の中原宿を散歩したり。
都内でフラフラしてたら電車内でロシア語を話す金髪幼女に話しかけられてガムをもらったりした。
ロシアなんかヤバそうだし友達が赴任とかルーブルやすいとかあるし、ちょっと行ってみようかと思ってロシア語に慣れるため、スマホをロシア後にしてたりしたので、なんかタイミングがよく、ロシア行こうかなーという気持ちが強くなったりもした
ロシア以外の外貨はどんどん円安になっていき、行きなれてる香港はトータル3回行ったけど、それぞれ「何買っても以前の数十パーセント高いなー円ベースで」という感想しかなかった。その辺がだるかったし、スーパーでパン買ったりしてた。直後に犬に食われたりもした。
香港でお犬様にメシを奪われたり。
各地をふらふらしてるとなぜか犬も人も寄ってくる。俺が何かくれそうに見えるのだろうか。
という感じに、最初の半年は国内でおとなしくしようと思っていたのだけど、でも我慢できなくて2月くらいから香港などに行きだし、6月以降からはさらに国内外で各地をふらふらしていた。
6月になってやる気を出すわたくし。後半に続く。
最近、ルノアールを二軒はしごしつつ作業した際、同行した友人に「なんでtodoリストとか長文で書いて後悔してんの死ぬの?」と聞かれ、「事前に考えておくことで、動くとき瞬発力が上がるから。あと、書いとかないと忘れるし」って答えた。
なんとなく「やろうかなー」ってことをやったり、「行ったほうがいいんじゃないかなー」って場所に行ったり、「会ってみたほうがいいんじゃないかなー」って人に会ったりすると、思いがけない出会いがあったり、宇宙開闢的な発想が脳内で広がったり、連鎖的つながりで謎のコラボレーションが発生したり、良い結果が待っていることがあって驚く。
たまたま見学に行った研究所で見たパソコンを丸パクリして売ったら会社が時価総額世界一になったり、なんとなく機器を配置したら効率が得られて新色LEDが完成してノーベル賞をもらえたり、たまたま同じ生活圏で暮らした人が死後も教科書の同じページに乗ったりとかもあるようだ。偶然、思いつき、邂逅、そんなもので個人の人生が急激に変化したり、人類が発展したり、国が滅んだりする。
思いついたり見つけたものを、具体的な結果が湧いてくるまで追い詰めて仕留める根性と実行力が結果を伴った際、それは運と呼ばれ、偶発的なものと誤解されながらも周りから評価される。何かを達成するには、目標を設定し、できるまでやるだけでいい。
だいたいのことがそうだ。それが「メジャーリーガーになる」という目標だろうと、「プロのミュージシャンになる」という夢だろうと、「外国で暮らす」という憧れであろうと、実際にそうなった人たちは例外なく、それをやろうと思って、できるまで続けたからそうなったのだ。
俺自身も、自分のログを見ると、10年前に「ふらふらしていたい」という壮大なるテーマについての記述があり、突き詰めて考えたり行動してみたり、そうなる方向で進んでいった結果、なんとなく空港に出かけて出国4時間前に航空券を買って年間20カ国散歩するような暮らしが確立された。
各地をふらふらしていると、そんな風に何かしらになった人、なる過程にいる人、何すればいいかわからない人、よくわからないけどとりあえず出かけてみた人、色々なフェーズのアレを見かけ、参考になったりするし、一緒に仕事をしたり、遊んだり、数年に一度どこかであったりする。
大事なのは、自分の中から出てきた思いつきを忘れずにメモって、いるべき時にその場所にいたり、会うべき時にそいつに会ったり、やるべき時にそれをしたり、すればいい。ついでにこのような長い文章をわざわざ興味を持って読んだような奴に会ったりすれば効率良く楽しく過ごせるし、運も寄ってくる。
だいたいそのようなことを期待して、自分自身と、友人知人が(もしかしたら)読むために、たまにこういうのを書いたりしている。
過去のログを読むと、「あーこの頃書いたこれは最近やってるよなあ」とか、「ここに行くってのは実際行ってみたなあ」とか、「君の描いた未来は今もどこかで生き続けてるなあ」とか思ったりする。
自分がそうなる目標を立てて、できるまで試行錯誤して進めた結果なのであっても、いい加減「毎日違う国を散歩するお!」のような生活も飽きているし、「ふらふらしていたい」という目標は達成できたので、ここ数年考えを煮詰め、次の目標となるべき深遠なるプランが爆誕した。
「だらだらしていたい」
これについては後述するけれど、要するに自宅で充実した生活を送りたいということだ。
2014年のまとめを書いた後、次の10年を完全に全力でダラダラしたものにするために考えていることなどもまとめていきたい。